SNS炎上対策・クライシスマネジメント|企業が炎上を防ぎ・起きたときに対処する方法
企業のSNS炎上を防ぐための事前対策と、炎上が起きてしまったときの正しい対処法を解説。謝罪文の書き方・炎上の鎮火方法・再発防止策まで実践的に紹介します。
企業SNS炎上が増加している背景
SNSが企業の主要なコミュニケーション手段になるにつれ、炎上リスクも高まっています。意図せず不適切な表現を使った投稿・競合他社への皮肉と受け取られた内容・センシティブな社会問題への安易な言及——こうした「炎上の種」は日常的な投稿の中に潜んでいます。
炎上を防ぐ5つの事前対策
①投稿前の複数人チェック体制
担当者1人が作成→上長が確認→法務・広報が最終チェック、という3段階のフローを作ります。特に、①センシティブな社会問題に触れる内容 ②競合他社の言及 ③著作権・肖像権に関係する素材 ④政治・宗教・ジェンダーに関する内容は必ず複数人でチェックしてください。
②SNS投稿ガイドラインの整備
「書いてはいけないこと」「使ってはいけない表現」を明文化したガイドラインをスタッフに共有します。特に個人アカウントでも「〇〇社社員」として認識される場合があるため、社員向けのSNSポリシーも整備することを推奨します。
③NGワードチェックリストの活用
差別的表現・業界のタブー・過去に炎上した言い回しをリスト化し、投稿前にチェックします。ツールで自動チェックする仕組みも有効です。
④ソーシャルリスニングで早期検知
Mention・Brandwatch・Googl Alertsなどのツールを使い、自社名・製品名への言及をリアルタイムで監視することで、炎上の兆候を早期に検知できます。
⑤緊急対応マニュアルの事前作成
炎上が起きた際の責任者・対応フロー・承認ルートを事前に決めておくことで、パニック状態での誤った対応を防げます。
炎上が起きてしまったときの対処法
ステップ1: 事実確認(最初の1時間)
感情的にならず、まず「何が問題か」「どの投稿が原因か」「拡散の規模はどのくらいか」を冷静に把握します。
ステップ2: 問題投稿の対処(2〜4時間以内)
状況によって削除か非表示かを判断します。削除すれば「証拠隠滅」と批判される場合もあるため、スクリーンショットを取ってから対処してください。
ステップ3: 公式声明の発表(24〜48時間以内)
声明文には①事実認識 ②謝罪(該当する場合)③具体的な再発防止策 を含めてください。「ご指摘をいただきました」のような曖昧な表現は誠意が伝わりません。
ステップ4: アフターフォロー
声明発表後も言及を監視し、適切なコメントへの返信・追加情報の提供などでフォローを続けます。
まとめ
SNS炎上対策は「防止策(ガイドライン・チェック体制)」と「対処策(マニュアル・声明文)」の両方を事前に準備することが重要です。株式会社セゾンではSNS運用のリスク管理・炎上対策コンサルティングも対応しています。まずは現状のリスク診断からお気軽にご相談ください。
