マーケティング8分で読める2026年5月5日
CX(顧客体験)向上とデジタルマーケティング|リピーターを生む顧客接点設計
CX(顧客体験・カスタマーエクスペリエンス)向上のためのデジタルマーケティング戦略を解説。顧客接点のマッピング・SNS・LINE・メールを使ったリピーター育成の実践法を紹介。
CX(顧客体験)が競争優位の源泉になる時代
商品・サービスの品質が均質化した現代では、「どこで買うか」よりも「どんな体験をするか」が顧客の選択を左右するようになっています。Gartnerの調査では、2025年以降の企業競争においてCXが主な競争優位の源泉になるとされています。
カスタマージャーニーの5段階
- 認知:SNS・検索・口コミで初めて知る
- 検討:ウェブサイト・事例・レビューで比較検討する
- 購入:決済・申し込みの体験
- 利用・定着:製品・サービスを使い始める体験(オンボーディング)
- 推奨:満足した顧客が口コミ・紹介・SNS投稿で広める
各段階で「ストレスゼロ・期待超え」の体験を設計することがCX向上の本質です。
デジタル接点ごとのCX改善ポイント
SNS(認知・共感フェーズ)
- ブランドの価値観・人間味が伝わる投稿で「好き」という感情を作る
- コメントへの返信・DMへの迅速な対応でフォロワーとの信頼関係を育てる
- ユーザーの投稿をリポストして「つながり感」を演出する
Webサイト・LP(検討フェーズ)
- 疑問が解消できる豊富なFAQ・事例・料金の透明性
- 問い合わせフォームの入力項目を最小限に絞る
- チャットボット・LINE誘導で即時回答の選択肢を用意する
LINE公式アカウント(購入後フォロー)
- 購入直後のサンクスメッセージ・使い方ガイドの自動配信
- 定期的な役立つ情報発信(週1〜2回)でブランドを忘れさせない
- 誕生日・記念日クーポンでパーソナライズ体験を提供する
メール・ステップメール(定着・再購入フェーズ)
- 購入後のオンボーディングメール(使い方・よくある質問)
- 定期的な情報発信で「選んで正解だった」という確証を強化する
- 再購入タイミングに合わせたオファー配信
NPS(ネット・プロモーター・スコア)で顧客ロイヤルティを計測する
「この会社を友人・知人に勧めたいですか?(0〜10点)」の1問で顧客ロイヤルティを数値化する手法です。
- 9〜10点:推奨者(Promoter)
- 7〜8点:中立者(Passive)
- 0〜6点:批判者(Detractor)
NPS = 推奨者の割合(%) - 批判者の割合(%)
定期的にNPSを計測し、批判者の声を改善のヒントにすることでCXが継続的に向上します。
まとめ
CX向上はSNS・LINE・Web・メールのすべての接点を一貫した体験として設計することから始まります。まずカスタマージャーニーを書き出し、最も体験のギャップが大きい箇所から改善を始めましょう。株式会社セゾンではデジタルマーケティング全体の設計・SNS・LINE構築を一貫してご支援しています。
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